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この特集では、浅田真央選手、安藤美姫選手をはじめとする注目選手の活躍や最新情報など、フィギュアスケートにまつわる様々なレポートを写真とともにお届けします。
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2008年04月25日
ジャパンオープン 2008レポート(2) サラ・マイヤー 強き不屈の美
【試合レポート】
続いてリンクに登場したのはチーム・ヨーロッパ、スイスのサラ・マイヤー。 サラ・マイヤーの演技終了とともに、会場にひときわ高い歓声が響いた。チームメイトでスイスの同胞、ステファン・ランビエールのものだ。スタンディングオベーションで彼女の演技を讃え、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら大歓声を送る。チーム戦ならではの温かい光景だ。 photo/Sunao Noto text/Yukiko Oshima
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2008年04月24日
ジャパンオープン 2008レポート(1) 中野友加里 挑戦し続ける心
フリープログラムの『スペイン奇想曲』で、すっかりお馴染みとなった艶やかなオレンジ色のコスチューム。中野友加里は、その衣装に負けないくらい華やかな、きりっと引き締まった表情でリンクに登場した。 photo/Sunao Noto text/Yukiko Oshima *中野友加里選手と髙橋大輔選手のスペシャル対談が、現在発売中の別冊ザテレビジョン 男子フィギュアスケート~2007-2008メモリアルブック~に掲載されています
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2008年01月17日
全日本選手権アフターレポート 安藤美姫、「ファム・ファタル」への飛躍
が、彼女の変貌の謎を解く鍵は、メダリスト・オン・アイスでお披露目されたショーナンバーの中に埋まっていた。 新しいエキシビションナンバー「Handcuffs」で、安藤美姫は自分の現在の等身大の魅力を余すところなく伝えてきた。この曲を感じて滑っている時の彼女は、真夜中に街の中を駆け巡るしなやかな黒猫のようだ。私は、その猫の領分を侵さないよう気をつけながら、静かにその姿を見続けていたい気分になった。真夜中の黒猫は、気高く惑わず、それでいてチャーミングだ。そしてその思わず見入ってしまう黒猫と安藤美姫は、同じ魅力を持っている。 そこにはもう、ジャンプを跳ぶのだけが楽しくてしょうがなかった子どもはいない。周囲の雑音に惑わされ、傷ついた心を隠すため必死に笑顔を作り続けた少女もいない。思えば最初に見た時から、彼女の最大の武器は、存在自体がチャーミングだということだった。なのに、その武器に本人だけが気付いておらず、それ故に周囲とのギャップに悩んだのだと思う。
悩みに悩んだ末に、彼女はやっと自分の魅力を発見し、受け入れることができたのだろう。安藤美姫は自分の魅力を隠していたのではなかった、気付いていなかったのだ。 きっとこれからも、安藤美姫の前には大きな壁が立ちはだかるだろうし、突然の困難だって降り掛かる。そのことによって彼女が自分の本質を見失い、一時的に華やぎが色褪せたり輝きが消えかかることがあるかもしれない。 text/Koyori Kirishima photo/Sunao Noto(上、全日本選手権フリー) Masami Morita(下、メダリスト・オン・アイス)
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2007年12月31日
全日本選手権女子フリー終了 浅田真央優勝「気持ちの階段」
練習ではトリプルアクセルも、トリプルフリップートリプルループのコンビネーションもちゃんと降りている。しかし試合では失敗してしまう。練習でちゃんとできていることが試合でできないのは、技術の問題ではない。浅田真央が言うように気持ちの問題だ。 気持ち。この形の無いものに選手は翻弄される。練習ではできることが試合ではなかなかできない。それは、スケートを始めたばかりの子供でも、世界選手権でメダルを争う選手でも同じだ。できないからこそ選手は悩み、苦しむ。 フリーではトリプルアクセルをミスしたことがきっかけになった。「トリプルアクセル以外の部分、ジャンプだけじゃなくて全部ちゃんとやろうと思って」気持ちを切り替えて、演技後半のトリプルフリップートリプルループも決めた。これで3回続けて試合で決めたことになる。「今回の試合で良かったことは、ショートプログラムを克服したこと」と語った浅田真央。克服というのはつまり、苦しんできたコンビネーションジャンプを跳べる気持ちを、ようやく持てるようになったということだ。 浅田真央はちゃんと階段を上っている。といってもそれは技術の階段ではなく気持ちの階段だ。技術の階段はかなり上っているが、気持ちの階段は一気には上れない。ファンの頭には、ジュニア時代のミスをしない浅田真央が頭にあるので、完璧な演技を毎回要求されてしまうけれど、この気持ちの部分については成長を見守るしかない。なんといっても、まだ17歳なのだから。 text/Seiho Imaizumi photo/Masami Morita
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2007年12月28日
全日本選手権男子フリー終了「泣く者と、笑う者と」(2)
試合後、中庭健介はしばらくインタビュー席に現れなかった。一度はテレビカメラの前に立ったものの答えられる状態ではなく、一旦控え室に戻り、再び泣き腫らした眼で現れて気丈に質問に答えた。「勝負の世界なので、誰かが笑えば誰かが泣かなきゃいけないというのはわかってたんですけど、負けることがこんなに悔しいと思ったのは初めてです」 記者会見に現れた南里康晴は「言葉にあらわせないぐらい嬉しい気持ち」と笑顔で語ったが、中庭との差がほんのわずかだったことについて聞かれると「スピン、ステップの部分で少しでも点数を上げようと努力してきて、それを最後まであきらめずにやれたのが、その点差で勝てた理由だと思う」と、まっすぐ前を見て答えた。それだけの練習をしてきたという自信が感じられた。 最後まであきらめなかったのは南里康晴も中庭健介も同じだ。努力してきたのも同じ。同じ福岡で競いあってきた2人が、同じように努力をして同じように戦った。その差はほとんど無いに等しい。それでも順位がつくのが勝負の世界だ。 photo/Sunao Noto text/Seiho Imaizumi
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2007年12月28日
全日本選手権男子フリー終了「泣く者と、笑う者と」(1)
小塚崇彦はトリプルループがすっぽ抜けてシングルになった以外は、ほぼ自分の力を出し切り、演技が終わると力強いガッツポーズを見せた。滑走順は最終グループの1番目。高橋大輔の演技を見ることなく自分の演技を終えることができた。 小塚の次に登場した高橋大輔がすばらしい演技をして、観客のほぼ全員が立ち上がって拍手をおくった。得点が出るまでの間も、高得点をうながす拍手が続き、さらに表示された得点の高さに観客からはどよめきが起こった。 中庭健介はフリーで4回転を跳ぶことを決めてはいたが、心の片隅に迷いがあった。その時、控え室のモニターテレビで高橋大輔が4回転を2度成功させたことを知る。 photo/Sunao Noto text/Seiho Imaizumi
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2007年12月28日
全日本選手権女子SP終了 村主章枝3位、中野友加里4位 (2)
しかしどんなに記者が讃えても、ジャンプミスがありながら高得点が出ていることを聞いても、表情は曇ったまま。「他の部分が良かったかどうか……わかりません。ルッツのことしか頭になくて、得点もしっかり見ていないんです」 村主章枝と中野友加里。26歳と22歳。日本の女子シングル黄金時代を築いてきたふたりが今日、おそらく世界選手権への3枚目の切符をかけて、争う。ほんとうに、今年ほど世界選手権の切符が4枚あればいいのに、と思ったことはない。 photo/Masami Morita text/Hirono Aoshima
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2007年12月28日
全日本選手権女子SP終了 村主章枝3位、中野友加里4位 (1)
【試合レポート】
彼女ががんばると、全日本選手権はこんなに熱い! 久しぶりの村主章枝会心の演技に、大きな拍手を送りたくなるショートプログラムだった。 ――久しぶりのいい演技にお客さんも大喜び。立ち上がっている方もたくさんいました。 ――お客さんの声援もありましたが、やはり「全日本に強い」村主章枝でしたね。 ――昨年行けなかった世界選手権への思いは、強かった? ――スピード感もあり、非常にいいSPでした。 ――明日のフリーも楽しみですが、どんな演技を見せてくれますか。 photo/Masami Morita text/Hirono Aoshima
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2007年12月27日
女子シングル直前 ジュニアチャンピオンに注目(2) 水津瑠美「最終グループ目指して!」
【試合レポート】
――ついに全日本ジュニアチャンピオンですね。 ――大事な試合でいい滑りができた理由は? ――まずは気持ちが強く持てるようになった。練習面ではどう取り組んできましたか? ――次の試合は、全日本選手権ですね。 ――さらに2度目の世界ジュニア代表も決まりました。 ――無良選手が名古屋に移ってしまって、ちょっとさびしいですね。 ジュニアチャンピオンになって、取材陣も感心するほど自信を持った受け答えをしてくれるようになった水津選手。ジュニアの厳しい戦いを勝ち抜き、今回、シニアの全日本でもさらに自信をつけて。2度目の世界ジュニアでの飛躍を楽しみにしよう。 photo/Masami Morita text/Hirono Aoshima
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2007年12月27日
全日本選手権男子SP終了 梅谷英生6位、北垣達矢7位 最後の全日本選手権(2)
【試合レポート】
梅谷英生、北垣達矢。誠実にスケートと向き合ってきたアスリートの魂を持って、春には新しい道を進むふたり。彼らの演技は、これが最後の全日本選手権であることを知らない観客の心にも、きっと届くだろう。 photo/Masami Morita text/Hirono Aoshima
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2007年12月27日
全日本選手権男子SP終了 梅谷英生6位、北垣達矢7位 最後の全日本選手権(1)
【試合レポート】
大阪大学で数学の勉強をしている梅谷英生は、今年でフィギュアスケートを始めて19年になる。すらりとした長身に恵まれ、長い脚を使ってぐんぐん伸びていくスケート、一プログラムに2度入れることもできる大きなトリプルアクセルが魅力だ。競技を続けながら、学業も尋常ではないレベルで努力をしてきたことも、「まあ、そこはなんとかなるものです」と笑って振り返る。 photo/Masami Morita text/Hirono Aoshima
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2007年12月27日
全日本選手権男子SP終了 中庭健介3位「静かな闘志」
【試合レポート】
世界選手権に向けて、残る枠は1つだと誰もが思っていただろう。しかし織田信成の欠場によって、枠は2つに増えた。どの選手も、この大会で織田信成に会うことを楽しみにしていたし、欠場したことをとても残念に思っていたが、現実として枠は2つに増えた。意識をしないはずはない。 ミスをしないことの大切さを一番感じていたのは、中庭健介かもしれない。男子選手最年長の26歳。残されている選手生活は決して長くはない。枠が3つに増えた今年はチャンスだと、誰よりも自分が感じていた。 「(世界選手権の代表に)すごく手が届くっていう状況の全日本は初めての経験で、最初はそれを考えないようにしよう、世界選手権は後からついてくるものだっていう気持ちでのぞんでいたんですけど、今は『世界選手権で戦うためには』という気持ちになっています。織田くんが出場しないということは全然知りませんでしたけど、そのことを逆に意識して、そういう気持ちの中で勝つことができることが次の試合につながると考えているし、世界選手権に出たとしても、ただ出ただけでは申し訳ない、ひと桁の順位になりたいという目標があります」 中庭健介には4回転に対するこだわりがある。でも今回はそのこだわりをショートプログラムについては捨てた。急遽変えたのではなく、最初から3-3のコンビネーションを入れたプログラムを予定し、その演技でどれだけ評価されるかを、世界選手権に向けて試した。いちかばちかではなく、確実なプログラムでの自分の評価を試したのだ。 世界で認められるためには4回転は大きな武器になる。だからフリーでは絶対に4回転を入れると決めている。「4回転は消極的になったら絶対にできないジャンプ。このなみはやドームはきれいに4回転を決めたことがある相性のいい場所なので、決めたいと思います」 若手もベテランも、本気で2つの枠を狙っている。おそらくフリーは、本気の戦いが見られるはずだ。ひょっとしたら、織田信成がそこにいないことを忘れてしまうぐらいに。 photo/Masami Morita text/Seiho Imaizumi
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2007年12月26日
全日本選手権開幕直前 ジュニアチャンピオンに注目!(1) 「無良崇人の挑戦」
――長久保先生のところに移られたのはいつごろ? ――無良選手にとっては大きな決断ですね。シーズン途中、コーチとともに練習環境も大きく変えるという。 ――2週間という短い期間で、どんな練習を? ――今までのアクセルと新しいアクセル。これは、どこが違うのでしょうか? ――ではこのタイミングで跳ぶ、ということを覚えたら……無良選手のジャンプも変わりますね。 ――楽しみですね! さらに名古屋では、若松詩子先生の指導も受けているとか。 photo/Takayuki Honma text/Hirono Aoshima
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2007年12月05日
NHK杯4日目・男子シングルフリー 髙橋大輔1位、総合1位 笑顔のロミオ
Photo/Takayuki Honma Text/Hirono Aoshima *髙橋大輔選手のインタビューは本日発売の『Cutting Edge2008』に掲載されています
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2007年12月02日
NHK杯3日目・男子シングルSP終了 南里康晴4位
Photo/Sunao Noto Text/Hirono Aoshima
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2007年12月02日
NHK杯3日目・女子シングルフリー終了 武田奈也3位! 岡島功治コーチインタビュー再び
【試合レポート】
――NHK杯で銅メダル獲得。おめでとうございます! ――明治神宮のリンク関係者の方からは、神宮のあの練習環境でこれだけがんばれたのがすごい、という声が聞かれました。スケート競技人口がどんどん増えて、でもリンクは少ない。選手たちの練習時間も、なかなかとれないとか。 ――しかたなく、武田選手も週末は中京大学のリンクへ。 ――加えて岡島先生の下でジャンプも努力中。転倒にはなりましたが、今日も苦手なトリプルフリップに挑戦していました。公式練習では何度か着氷も! ――次の試合はついに全日本選手権。今回の結果が、大きな弾みになりそうですね。 東京に帰ったら、今度はすぐに西野友毬選手とともにジュニアグランプリファイナルへ。多忙ななか、いつも愛情いっぱいに選手について語ってくれる岡島コーチ。選手たちとともに、コーチたちの長いハードな冬も、まだまだ続いていく。
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